うつの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
男性 48歳
突然父親が亡くなり、家業を継がなければならなくなり、いやでたまりません。
吐き気が出てきて、夜も1時間ごとに目が覚めて、トイレに行くようになりました。
朝も下痢をし、咳が出て吐き気で咽が詰まってしまいます。
仕事も慣れなく、不安なので教わりながらやっています。
お話は繰り返しが多く、相談時間はかかりましたが、ご本人が十分話した、と満足されるまでお話をしていただきました。辛いお気持ちもよくわかりました。
漢方薬は吐き気や咽のつまりをとるものと同時に、心を元気にするものを一緒に飲んでいただきました。
2週間後
下痢は減り、吐き気が減りました。
まだやる気が起きないそうですが、お顔の表情が明るくなり、繰り返しが減りました。2週間でかなりの変化が見られたので、びっくりしました。
なんとなく明るい兆しが見えてきました。
漢方の考えは「気・血・水」の流れをよくすることが根本です。
「気」の流れが悪くなると、のどが詰まったり、咳が出ます。
「気」の流れをよくすると「血」の流れ「水」の流れもよくなります。
下痢や吐き気が減ると元気になります。
また「心」を丈夫にする漢方はくよくよした気持ちを減らします。
このように漢方薬は副作用が少なく、体も心も元気にします。
国際中医専門相談員 薬剤師 植松 光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7